【BOXING】秋のサバイバルマッチ CC出場者決定戦を妄想。 フェザー〜ミドル級

前回の続き。
昨日の角海老興行は波乱連発だったみたいで。
最後まで行くかどうか悩んでやめたのですがこーいう時こそ面白い試合が続きますよね...

今回はフェザー級からミドル級まで!

フェザー級

王者:源大輝(ワタナベ) 15勝12KO5敗2KO

4月に前王者大橋(角海老)との激闘を制し新王者に輝いた源。8月9日に5位大坪(T&T)を初防衛戦を控える。
このフェザー級は何と言っても1位にランクされる阿部麗也(KG大和)の存在感。元世界1位の細野(大橋)をほぼ一方的な内容で下し脚光を浴びる。4月のタイトルマッチの勝者に挑戦状を叩きつけたもののこれはスルーされた様で。秋の挑戦者決定戦進出は確実か。2位以降に岩井(三追)、大橋(角海老)、大沢(ロマンサ)と控えるが3選手ともに試合が組まれていないので2位岩井が2年連続で挑戦者決定戦に駒を進めるか。来年以降の注目として元Sフェザー級WBO-AP王者にして中国の人気者渡邊卓也(青木)、アマエリート中澤からアップセットを起こした日野僚(川崎新田)、関西無敗のホープ上原拓哉(アポロ)などが控える。

予想:阿部麗也vs岩井大


スーパーフェザー級

王者:末吉大(帝拳) 18勝11KO1敗

先輩の前王者尾川から昨年10月に日本王座を引継ぎ2度とも1位の挑戦者を迎え撃ち防衛。次のターゲットは唯一の黒星伊藤雅雪(伴流)か。
日本ランキングを見渡すと1位に富岡樹(REBOOT)が在位するが7月29日に大阪で中谷正義(井岡)に挑戦することから勝っても負けてもランク外になる事は確実。2位に2月末吉に敗れた大里拳(大鵬)、8月5日に小坂列(真正)と対戦。ここで勝利すれば2度目の挑戦者決定戦は確実。3位に尾川に2度敗れた杉田聖(奈良)、こちらはまだ試合が決まってないことからこれから動きがあるか。4位に5月に末吉に敗れた東上剛司(ドリーム)。5位の石田凌太は引退表明。この事から2度目の大里vs杉田で確定か。来年以降に前日本フェザー級王者坂晃典(仲里)、そしてなにより8位に正木脩也(帝拳)、日本ランク3位にのぼるも1度の敗戦で10位まで下降。ファンの希望として杉田選手とマッチアップされ今年の挑戦者決定戦になんとか滑り込めないか....。
タイトルマッチで敗れた選手があまりランクが下がらない事から同じ顔合わせが続くのはやや問題。

予想:大里拳vs杉田聖


ライト級

王者:吉野修一郎(三追) 8勝6KO

高校4冠のアマエリート吉野が王座に君臨するライト級。6月に前田玄希(グリーンツダ)にやや苦戦するもKOで2度目の防衛に成功。
1位に元世界2階級制覇粟生隆寛(帝拳)がいるも今更日本王座に挑戦するとは思えず。2位に下関の実力者アクセル住吉(関門JAPAN)、3位に4連勝中の柳達也(伴流)、4位に敵地ロシアに乗り込み見事WBCインターナショナル王座を持ち帰ったハリケーン風太(カシミ)、そして個人的に王者であり大学の先輩である吉野に挑戦表明をしていた斎藤一貴!今年の挑戦者決定戦に必ず進出する!はずだったのですが昨夜7月9日にアンポン・スリヨー(タイ)にまさかのKO負け。これで日本タイトル戦線から大きく後退を余儀なくされる斎藤。斎藤の挑戦表明に対して日本人とやってから言えと拒否した吉野の高笑いが聞こえてきそうです。来年以降の注目として下位ランクに昨年の全日本新人王有岡康輔(三追)、元OPBF Sフェザー級王者の仲村正男(渥美)、ノーランカーながら先日強烈なKOを見せた横山雄一(帝拳)などがサバイバルマッチをやってくれたらと楽しみです。

予想:アクセル住吉vsハリケーン風太


スーパーライト級

王者:細川バレンタイン(角海老宝石) 23勝10KO6敗2KO3分

昨年末親友麻生(三追)と日本タイトルマッチを行い激闘の末王者戴冠を果たした細川。初防衛戦にドミニカの恐怖デスティノ・ジャパン(ピューマ渡久地)もこれまた激闘の末KOで初防衛に成功。その試合をリングサイドから熱視線を送っていた井上家の最終兵器こと井上浩樹(大橋)。なんとなくですが両者の試合が9月の大橋興行で組まれると希望を込めて予想。2位の永田大士(三追)は今月の12日にジミー・ボルボン戦をクリアーすれば確定。3位に前王者麻生、4位にタイトル奪取に失敗したデスティノ・ジャパンは試合が遠ざかってることから今月2日に板垣(フラッシュ赤羽)とのサバイバルマッチに勝利した今野裕介(角海老宝石)のランク上昇と予想。スーパーライト級の面白い所が王者細川を筆頭に、デスティノ、平岡アンディ(大橋)、マーカス・スミス(平仲)と外国人(ハーフも含)が多くランクインしている事。WBSSも開催されるこの階級で一抜けするのは。

予想:永田大士vs今野裕介


ウェルター級

矢田良太(グリーンツダ) 16勝13KO4敗1KO

1番期待しているのがこの階級!1位に九州のタイソン別府優樹(久留米櫛間)、2位の坂本大輔(角海老宝石)が昨日引退表明した事から3位の永野祐樹(帝拳)で組まれる可能性大。両者共にKO率7割を超える強打者の対決は会場を揺らす事間違いなし。さらに王者がターミネーター矢田良太と来たものだから激アツ。この他に抜群のフットワークを誇る海藤正晴(シュウ)、豊嶋亮太(帝拳)、坂本に勝利した越川孝紀(セレス)などが控える。

予想:別府優樹vs永野祐樹


スーパーウェルター級

王者:新藤寛之(宮田) 20勝8KO4敗1KO1分

5月に丸木凌介(天熊丸木)との決定戦を制したが負傷により長期欠場。渡辺あきのり(角海老宝石)と丸木により暫定王座決定戦が組まれることに。元OPBF王者ラーチャーシー(タイ)に勝利した斎藤幸伸丸が3位。永野に敗れた長濱陸(白井・具志堅)で挑戦者決定戦か。野中悠樹(井岡弘樹)、コブラ諏訪(ピューマ渡久地)と古豪が存在感を出している印象。

予想:斎藤幸伸丸vs長濱陸


ミドル級

王者:竹迫司登(ワールドスポーツ) 9勝9KO

パーフェクトレコード竹迫が王者に君臨するミドル級。6月に初防衛戦を計画するもランカー全員に断られタイ人選手との対戦を余儀なくされた。
1位にSライト級王者細川バレンタインの実弟細川チャーリー忍(金子)、2位に昨年自身の保持するOPBF王座と空位のWBO-AP王座をかけて秋山泰幸(ワタナベ)と対戦し敗れた太尊康輝が日本王座からの出直しを図るか。元日本王者の佐々木左之助(ワタナベ)、西田光(川崎新田)も。

予想:細川チャーリー忍vs大尊康輝


以上ミニマム級〜ミドル級までランキングとにらめっこしながら書いてみました。この中から何個のカードが正解するか今から楽しみです。

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