帝拳フェスティバル! 5月30日第573回ダイナミックグローブ見所!

基本第1土曜日に後楽園ホールで行われる日本テレビG+主体で行われているダイナミックグローブ!
毎回良質なカードを提供し、世界戦を除く興行では1番クォリティが高いブランド興行だと個人的には思ってるのですが5月は諸事情により30日開催。今回は名門帝拳ジムが主催し正に同ジムの若手ホープオールスター戦と言わんばかりのカードを組んでくれました。
手前味噌ですが第1試合から見所をと...
素人意見なので悪しからず...

第1試合 東日本新人王ウェルター級4回戦
辻本純平(帝拳) 1勝1敗1KO1分 24歳
VS
濱道亮太(世田谷オークラ) 1敗1KO 34歳
帝拳フェストップバッターはウェルター級新人王戦から!
2016年デビューの辻本はデビュー戦は敗退するものの新人王2回戦はドローながらも優勢点により2回戦進出。準決勝は相手が棄権し決勝戦へ進むも同門の豊嶋亮太(帝拳)が勝ち上がり今度は辻本が棄権。2017年は1試合しか行わないものの2-0の判定勝ちに。長身を持て余し気味だが上手く使えるようになったら化ける可能性も?
相手の濱道は北海道出身の34歳。今年2月にデビューするもKO負け。辻本2年越しの新人王に弾みをつけたい。

第2試合 ウェルター級6回戦
中村駿介(帝拳) 6勝5KO2敗2KO1分 25歳
高橋光政(吉祥寺鉄拳8) 8勝2KO4敗1分 30歳
"ShunTime"の異名を持ちKO決着率77%を誇る中村。昨年新人王にトライするも準決勝で重田(ワタナベ)と一進一退の攻防を展開するもKO負け。勝利した重田はそのまま全日本新人王に輝いた。今年2月の再起戦では高橋克俊(reason)に対策を練られ苦戦するも自力の強さを見せKOで再起に成功。
奇しくも善戦とおんなじ姓の高橋と対戦。今回もShuntimeは発動するか。

第3試合 57.8kg契約8回戦
波田大和(帝拳) 5勝5KO1敗1KO 21歳
草野慎吾(三追) 11勝4KO5敗1KO1分 29歳
昨年2月にまさかのKO負けを喫するも10月の再起戦をKOで飾り、今年2月には坂田(ワタナベ)との高KO率同士の試合もやはりノックアウトで勝利した波田。対する草野は2013年のフェザー級東日本新人王の実績に加え現IBF世界5位の阿部麗也(KG大和)に勝利しているのが光ります。その阿部に2年前リベンジをされてしまい今回が復帰戦。波田が実力者相手にもKOできるか。草野がベテランの意地を見せるのか。

第4試合 スーパーフライ級8回戦
梶楓(帝拳) 9勝7KO 20歳
キチャン・キム(インドネシア)
帝拳スーパーフライ級の未来の王者候補梶!スピード感あふれるパンチと決定力で全勝中。前戦筆者お気に入りフィリピン人ボクサージュン・ブラゾ相手に序盤ダウンを奪うものの後半失速し打たれる場面も目立った。辛くも判定で勝利したが課題の残る試合に。
インドネシアバンタム級3位のキチャン・キムに圧勝し、スーパーフライ級日本王座戦線に食い込みたい。

第5試合 ウェルター級8回戦
永野祐樹(帝拳) 13勝10KO2敗1KO 28歳
長濱陸(白井・具志堅) 8勝4KO1敗1KO1分 26歳
この日の裏メインと言える注目の一戦!目下11連勝中もここ最近は中々日本人選手との対戦が組まれず思うようにランキングがあがらない永野。
時のSウェルター級王者井上(ワールドスポーツ)に挑戦するも井上の強打に後退を余儀なくされ、最後は連打に散った。共に2015年のウェルター級とSウェルター級の全日本新人王。待望の日本人選手にしてSウェルター級3位を目の前に永野が左ストレートを突き刺すか。長濱が翻弄し跳ね返すか。

第6試合 スーパーフェザー級8回戦
正木脩也(帝拳) 9勝5KO1敗 24歳
シン・ヒョンジェ(韓国)
当サイト激推しボクサー正木脩也がセミファイナルに登場!昨年江藤伸悟(白井・具志堅)から日本ランキングをもぎ取り、世界挑戦経験もあるシソ・モラレス(フィリピン)に1R右ストレートを捻じ込み秒殺KOを飾り、ノーランカーから一気に日本ランク最高位3位まで登りつめる。しかし今年1月の三代大訓(ワタナベ)とのA級トーナメント決勝戦に挑み序盤優位に試合を進めギアを上げたその時に三代のカウンターをくらいダウン。その後主導権は三代に移り正木も立て直しを図るものの8Rが終了。判定は三代に軍配。初黒星から4ヶ月。韓国フェザー級1位と不気味な対戦相手にどんなSTARTING OVERを見せてくれるのか。楽しみです。

第7試合 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦
末吉大(帝拳)  17勝11KO1敗 27歳
東上剛司(ドリーム)  14勝3KO15敗1KO5分 37歳
2月の初防衛戦から3ヶ月で早くも2度目の防衛戦に挑む王者末吉。前回大里(大鵬)のパンチをくらいダウンを喫するも丁寧にジャブを突き、右ストレートでまぶたを切り裂きTKO防衛。個人的には長期防衛を築きそうだなと感じた試合でした。挑戦者東上は昨年10月に前王者尾川(帝拳)に挑戦が決まるも尾川の世界挑戦準備により消滅。今回が仕切り直しの挑戦に。タイトルマッチ消滅後12月にタイ人選手相手に自身約10年ぶりのKO勝利。末吉相手に爪痕を残せるか。

ずらっと思うまま書いてみましたがほんとに帝拳ジム若手の上半期総決算というべき今大会。
なんとG+は生中継無し。
ご興味持たれた方は後楽園ホールへGo!

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