2018年スーパーフェザー級戦線占う

やはり気になる激戦区スーパーフェザー級。海外、国内共にホットな階級。個人的な備忘録も含めまとめてみました。

世界戦線

WBC

王者ベルチェルトが怪我も癒えて2月に試運転とばかりにノーランカーアウクに圧勝し今年は挑戦者決定戦でサリドを激闘の末倒したローマンとの対決にも期待。その下にも元王者バルガス、日本でおなじみジョニゴン、古豪ミハレスも控えており世界戦線では1番アツイ?

WBA

正規王者に内山を2度倒したコラレスにノックアウトしたマチャドが君臨。にも関わらず1位クェジャル、3位にしてIBF王座を体重超過で剥奪されたデービスでスーパー王者決定戦という相変わらずの意味不明さ。ただクェジャルとデービスの試合は両者のスタイルからして間違いなく噛み合うはず!

IBF

昨年12月にラスベガスで王座を戴冠した尾川堅一がまさかの合成テストステロン陽性反応が検出。1ヶ月を目処に処分が決まるとされたが約2ヶ月たっても何も決まらず。その間に尾川に敗れたテビン・ファーマーは自身のTwitterでIBFに対し「さっさとディブと決定戦か尾川との再戦を決めろ!」と要求。どの様な結果になっでファーマーがまず次の王座戦に関わる事はほぼ確実。長らく3位につけてるビリー・デイブの病気が癒えたのか気になる所。デービスがWBAの決定戦に出ることが決まりランクアウト。やや停滞気味だが尾川堅一の防衛戦が待たれる。

WBO

絶対王者ワシル・ロマチェンコがライト級のゴールデンボーイホルヘ・リナレスとのビッグマッチがほぼ確定し恐らく王座返上がそろそろ発表されると思われる。そこで王座決定戦に駒を進めるのは現アジアパシフィック王者にして1位に位置する伊藤雅雪。対戦相手候補は2位のエフゲニー・チュプラコフ。19戦19勝10KOと戦績通りの実力ならかなりの強敵。3位のクリストファー・ディアスも22戦22勝14KOとどちらが来ても厳しい試合になりそうだが内山、三浦時代の様に日本人王者がスーパーフェザー級を盛り上げて欲しい。現日本王者末吉大6位につけており、伊藤が王者になった場合世界に舞台にを移してのリマッチも期待できる。

JBC,OPBF

日本国内では現IBF王者尾川から引き継いだ末吉が日本王者に。初防衛戦を指名挑戦者大里からダウンを奪われる場面があったものの圧倒し最後は大里の目の上を切り裂きTKO防衛。帝拳ジムHPによると早くも2度目の防衛戦が5月5日に組まれる模様。現在(2018年3月13日)日本ランキング1位は東上がいるがここ3戦で1勝しかあげておらず尚且つその相手もタイ人ときたものだからこの1位には個人的に不満。2位に昨日ライト級ユース王者を返上した富岡樹。3位に正木脩也に勝利した三代大訓。両者共に対戦を熱望しており今年中には組まれると思われる。その下のグループに大里拳、杉田聖、中谷有利の関西勢。石田凌太、正木脩也の次世代ホープ。さらに2017年全日本新人王にして中京の怪物森武蔵も控えてると言った事から激戦区具合が伺えます。
かたやOPBF。1月にカルロ・マガリvs小谷将寿のタイトルマッチが行われましたがお世辞にもレベルが高いと言えず...同日に試合した三代と正木の方がレベルが高いとの声が多くの観客から聞こえた。挑戦の意思が無い世界王者尾川堅一が7位にいるなどランキングもめちゃくちゃ...今年日本に本部が帰ってきたので早急にOPBFの立て直しに着手していただきたいものです。


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