御意見番Nobuコラム Vol.8 オールタイムランキング~バンタム級編~
バンタム級(Sフライ・バンタム)
#1エデル・ジョフレ
黄金のバンタムと言われた1960年代の名チャンピオン。敗北は2回。いずれもファイティング原田に負けたものである。晩年、フェザー級も制し、2階級で、世界チャンピオンになっている。
#2ノニト・ドネア
フィリピーノフラッシュ。マニー・パキャオとともに、21世紀のフィリピンの至宝。彼がバンタム級のチャンピオンであったときは他の追随を許さなかった。
#3ジェフ・フェネック
IBFバンタム2代目のチャンピオン。彼の強さは、彼がジュニアフェザー級に転級してからかもしれない。サーマートを追い回してノックアウトした試合を思い出す。
#4シーサケット・ソールンピサイ
2017年のスーパーフライウォーズで、パウンドフォーパウンドナンバー1のローマン・ゴンザレスをノックアウト。他の選手との試合でも、彼の強さは随所に出ている。
#5カルロス・サラテ
怪物が集まるバンタム級。その怪物のひとり。大場政夫を苦戦させたオーランド・アモレスを芸術的な左のダブルフックでノックアウトした試合を今でも思い出す。
#6山中慎介
強豪集まるバンタム級で12回連続防衛の輝かしい実績のゴッドレフト。この実績ならばオールタイムランキング入りに異論はないだろう。
#7ホルヘ・ルハン
対戦相手がいやがるタイプ。カルロス・サラテとともにZボーイと称された怪物、アルフォンソ・サモラをノックアウトした試合は彼のベストファイト
#8カオサイ・ギャラクシー
ここで、スーパーフライ級の名チャンピオンをランクに入れた。渡辺二郎氏のスタイルは好きだが、引退後の素行が彼の実績を曇らせているため、スーパーフライで一番強いと思うカオサイ・ギャラクシーをランクに入れた。
#9長谷川穂積
辰吉や西岡が突破できなかったウィラポンを2度にわたり軍門に下し、バンタム級の一時代を築いたフェザー、スーパーバンタムと合わせ3階級を制覇
#10ルーベン・オリバレス
バンタム級の怪物と言われたのは、この人がはじめてではないか。日本人のトップとも5人ほど相まみえ、すべてノックアウトしている。キャリア後半の失速がなければ、もう少し上位にランク付けしたかった。
※アルフォンソ・サモラを入れようか迷ったが、ホルヘ・ルハン戦の印象があまりにも悪い。
1位は、ボクシングファンであれば、いやボクシングファンでなくても、55歳以上のじじぃであれば、誰もが知っている黄金のバンタム、エデル・ジョフレ。ファイティング原田に負ける前は、他の追随を許さない圧倒的な強さ。2位にフィリピーノフラッシュ、ノニト・ドネア。怪物集まるバンタム級だが、アジアの誇りである。タイトルマッチでの敗北は、Sバンタムに転向してから。バンタム級では、圧倒的な強さだった。スーパーフライ級勢も、シーサケット、カオサイの2人を入れました。この階級までは、アジア勢が目立ちます。
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