御意見番Nobuコラム Vol.7 オールタイムランキング~フライ級編~

気の向くまま独断・偏見・我が好みでランク付け

かつてのジュニア階級を廃して、伝統のクラスでのランク付け

フライ級(ミニマム・ライトフライ・フライ)

#1 井上尚弥

モンスター井上、日本が誇るスーパースター。スーパーフライ級のチャンピオンであるが、1位にしたかったので、フライ級でランク付け。

#2 リカルド・ロペス

150年に一人の逸材であった、大橋秀行氏をノックアウトしてタイトルを持って行った天才。長期政権の上、負けることなく、現役を終えた。

#3 ローマン・ゴンザレス

中米、ニカラグァの天才。最近スーパーマッチで、シーサケットにノックアウトされた。スーパーマッチで負けた選手は以降弱くなるというが、ゴンザレスはこの後、いかに・・・

#4 マイケル・カルバハル

軽量級版、石のコブシ。彼の試合は、毎回エキサイティングだった。倒し倒されのウンベルト・ゴンザレス戦は一見の価値あり。

#5 勇利アルバチャコフ

ロシアからの輸入選手。中央アジア出身。今はやりの天才型のはしりのスタイル。ムアンチャイを敵地でノックアウトした試合は圧巻。

#6 張正九

韓国のスーパースター。同時期、同階級に柳明佑という長期政権のチャンピオンがいたが、スタイルとして、張正九の方が好み。

#7 田中恒成

日本が生んだ天才型。アコスタを完封した試合は見事。

#8 海老原博之

オールドファンなつかしの名選手。パンチがあるのにスピードもある。当時ハードパンチャーはのろいとの印象があったが、海老原は違った。彼のベストバウドは、1ラウンドKOした、ポーン・キングピッチ戦と言われているが、ロスアンゼルスで行われた、アラクラン・トーレス戦と信じている。Youtubeで彼の雄姿をご覧あれ。

#9 具志堅用高

多分、日本人でこの人を知らない人はいないのではないか。誰でもそうだが、この人のタイトル獲得前の活躍は圧巻。初代コンキスタドール(今は比嘉大伍)

#10 大場政夫

永遠のチャンピオン。44年前の首都高速5号線の大曲カーブで23歳の人生を世界チャンピオンのまま終えた男。誰が名付けたか逆転の貴公子。エキサイティングな一時を味併せてくれた。

※大場は、好み、温情での ランク入りウンベルト・ゴンザレスやムアンチャイ・キティカセムのほうが上と思うが。


井上は、Sフライ級のチャンピオンであるが、イメージとしては、フライ級。日本ボクシング界の至宝。この先、バンタム級のオールタイムでも1位になってほしいもの。2位のリカルド・ロペスは、完璧なボクシングで、大橋会長をノックアウトして、タイトルを持って行った。

長期政権、無敗でタイトル返上、引退と、ボクシング人生も完璧であった。7位以下は、日本勢が占める。白井義男氏から続く、日本伝統のクラス。

6位の張正九は、あまり好きでない韓国勢だが、長期政権とがんばりファイトに敬意を表してランクに入れました。

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