第77回東日本新人王 あの男達が返ってくる!!
コロナショックが渦巻く日本列島。
政府の自粛要請によりイベントのキャンセルに次ぐキャンセル。
ボクシング界も例に漏れず。
4月いっぱいの興業が全て中止、延期に。
一時は開催も危ぶまれた新人王は4月5日後楽園ホールにて無観客ながらもスタート。
そんな東日本新人王。
TEAM AndStillからは2名が出場!
長い沈黙を破り、復活を目指す両者を掘り下げ。
脱しゅんくん!寺西優作
10名が出場するライト級からエントリーはAndStillモデルとしてもおなじみ寺西優作。
2年前の新人王ではスーパーフェザー級でエントリーし、開幕戦で関島優作と激突。
1回戦が決勝戦と(勝手に)言われた一戦は好勝負を展開するも判定で敗れ1回戦で姿を消した。
関島は寺西戦後勢いを増し、全日本新人王獲得。
対する寺西はしばらく表舞台からは消える事に。
翌年2月。
静岡の秘境本川根町で再起戦。
ここで勝利を挙げ、軌道に乗りたい所だったがブランクからか、思うように手が出ず判定で散りまさかの2連敗。
その後音沙汰が無くなり、2019年もこの1試合を行ったのみで終わった。
時を同じくして所属していた青木ジムが不祥事により閉鎖。
DANGANをプロモートするReason大貴がサポートし、DANGAN AOKIジムに。
これを機に復帰を決意した寺西は取り逃した新人王取りを宣言。
2年前より1階級あげライト級でチャレンジ。
1回戦でぶつかるのは中村駿(横浜光)。
失礼ながら試合を拝見したことはないのでなんとも言えないのですが2勝2KO1敗の戦績を持つことからハードパンチャーなことが伺える。
体ごとぶつけるような野性味あふれる寺西とはいい意味でも悪い意味でも愛称は良さそう。
2年間燻り続けた寺西大爆発に今から期待。
オールドルーキーの決意 菅原健二
2018年11月
亀田和毅2階級制覇の第1試合でそれは行われた。
バンタム級4R 菅原健二デビュー戦。
当時34歳とは思えぬガムシャラファイトで会場を沸かせた。
惜しくも4R TKOで敗れるも観客の心をつかんだ。
それから縁があり仲良くさせてもらうことに。
上手い酒が飲みたいから練習する。
弱いやつと試合して引退したい。
そう笑って話していた菅原だが、一人の選手を見て目が変わった。
「こいつとやりたい」
そう話した菅原は大好きだった酒も断ち練習に没頭。
決意の覚悟を持ってスーパーフライ級にエントリー。
強豪ぞろいの階級に敢えて照準を合わせた。
35歳菅原健二のボクサーロード最初で最後になるかもしれない大チャンス。
きっとその先にはとんでもなく旨い酒が待ってるはず。
2020年の東日本新人王はこの2人が盛り上げてくれる。
頑張れ!
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